モルタル外壁はなぜ劣化する?塗り替えサインと長持ちさせるメンテナンス方法
こんにちは。
坂戸市・鶴ヶ島市・川越市の外壁塗装・屋根工事・雨漏り専門店、笑美ホームです!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
外壁がモルタル仕上げのお家にお住まいの方から、
「ひび割れが気になるけど大丈夫?」「モルタルってどのくらいで塗り替えが必要なの?」
というご相談をよくいただきます。
この記事では、モルタル外壁の劣化原因や塗り替えのサイン、長持ちさせるためのメンテナンス方法を詳しく解説します。
実際に坂戸市で多くの外壁塗装を行ってきた経験から、地域の気候に合わせたポイントも紹介します。
この記事を読むことで、
・モルタル外壁の特徴と劣化の仕組み
・塗り替えが必要なサイン
・外壁を長持ちさせるメンテナンス方法
が分かります。
屋根・外壁塗装を検討中の方、ひび割れやカビが気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
モルタル外壁とは?特徴とメリット・デメリット
モルタル外壁とは、セメント・砂・水を混ぜて作られる素材で、左官職人がコテを使って仕上げる外壁のことです。
質感が柔らかく高級感のある仕上がりが特徴で、洋風・和風どちらの住宅にも人気があります。
モルタル外壁の構造と仕上げの種類
モルタル外壁は、下地(ラス板や金網)の上にモルタルを塗り、その上から塗装仕上げを行います。
仕上げ方法には「リシン仕上げ」「吹き付けタイル」「スタッコ仕上げ」などがあり、
それぞれ模様や質感が異なります。
坂戸市でも築20年以上の戸建て住宅では、このモルタル仕上げが多く見られます。
サイディングとの違い
サイディング外壁が「工場で作られたパネルを貼る工法」であるのに対し、
モルタル外壁は「職人が手作業で塗る」ため、デザイン性の自由度が高いのが特徴です。
一方で、乾燥や建物の動きによりひび割れが起きやすいというデメリットもあります。
デザイン性・耐久性・コスト面の比較
モルタルは職人技が光る仕上げのため、デザイン性が高く重厚感のある外観を演出できます。
ただし、施工コストはサイディングよりやや高めで、メンテナンスも必要になります。
耐用年数は10〜15年程度が目安です。
モルタル外壁が劣化する主な原因
モルタル外壁は丈夫な印象がありますが、自然環境や経年変化の影響を受けやすい素材です。
紫外線や雨風などの自然環境の影響
坂戸市は夏の紫外線が強く、梅雨時期は湿度も高いため、
塗膜が劣化しやすい環境にあります。
紫外線によって塗膜が分解されると、防水性が失われ、モルタルが水を吸収しやすくなります。
施工不良や下地の動きによるひび割れ
モルタルは乾燥収縮を起こすため、施工時に下地や養生期間が不十分だと、
数年でひび割れ(クラック)が発生します。
また、地震や家の揺れでも亀裂が入ることがあります。
経年劣化による防水性の低下
モルタルそのものは防水性がないため、塗装によって防水機能を保つ必要があります。
塗膜が劣化すると、雨水が浸入し、内部の木材を腐食させる原因になります。
こんな症状が出たら要注意!塗り替えサイン5選
モルタル外壁の塗り替え時期を見極めるには、劣化サインの確認が大切です。
細かいひび割れ(ヘアークラック)
幅0.3mm以下の細い亀裂は、見た目以上に危険です。
放置すると雨水が侵入し、凍結や膨張で亀裂が広がります。
チョーキング(白い粉の発生)
外壁を触ると白い粉がつく現象は、塗膜の樹脂が分解されたサインです。
防水機能が低下しており、塗り替え時期の目安になります。
カビ・苔・藻の発生
北側や日当たりの悪い面に発生しやすく、
防水性の低下や通気不足が原因です。
放置すると外壁材の劣化を早めます。
塗膜の剥がれ・浮き
塗膜が剥がれると、下地が直接雨や紫外線にさらされます。
劣化が進む前に補修と再塗装が必要です。
雨染み・変色
黒ずみや雨だれ跡が目立つ場合、塗膜の防汚性能が落ちています。
美観を損なうだけでなく、劣化の進行を示すサインです。
モルタル外壁を長持ちさせるメンテナンス方法
定期的な点検と早めの補修が大切
坂戸市のような四季の変化が大きい地域では、5年ごとの定期点検をおすすめします。
小さなクラックやカビを放置すると、後々の補修費用が高くつきます。
弾性塗料や防水性の高い塗料の選び方
モルタル外壁には、伸縮性のある「弾性塗料」や「微弾性フィラー」が効果的です。
ひび割れをカバーしながら、美観と防水性を保ちます。
坂戸市では湿気や凍結があるため、耐候性の高い塗料が向いています。
ひび割れ補修+塗装で防水性能アップ
ヘアークラックにはコーキング補修を行い、その上から塗装します。
特に「下塗り→中塗り→上塗り」の3工程をしっかり行うことで、
塗膜の密着性と防水性を高められます。
塗り替えのタイミングとおすすめの塗料
モルタル外壁の塗り替え時期の目安
一般的に、築10〜15年がモルタル外壁の塗り替え時期です。
劣化症状が出ていなくても、10年を過ぎたら専門業者に点検を依頼しましょう。
耐用年数別の塗料比較
- シリコン塗料:コスパ重視、耐用年数10〜12年
- フッ素塗料:耐久性重視、耐用年数15〜20年
- 無機塗料:最も高耐久、耐用年数20年以上
建物の築年数や予算に応じて、最適な塗料を選ぶことが大切です。
環境や建物条件に合った塗料選び
坂戸市は夏の暑さと冬の寒さの差が大きく、熱反射塗料や防カビ性能の高い塗料も人気です。
環境に合わせた塗料を選ぶことで、外壁の寿命を大きく延ばせます。
坂戸市でモルタル外壁塗装を行う際のポイント
地域の気候に合った塗料・施工法とは?
坂戸市は内陸気候のため、夏は高温多湿、冬は乾燥傾向にあります。
そのため、**弾性塗料+下地強化剤(シーラー)**の組み合わせが効果的です。
信頼できる業者の選び方
施工実績が豊富で、自社職人による一貫施工を行う業者がおすすめです。
現地調査を丁寧に行い、劣化状況を写真で説明してくれる会社は信頼できます。
実績や保証を確認する重要性
塗装後の保証制度があるかどうかも大切なチェックポイントです。
笑美ホームでは、施工後も定期点検を行い、長期的なサポートをしています。
まとめ|モルタル外壁を美しく長持ちさせるために
モルタル外壁は、職人の技術が活きる美しい外壁材ですが、
定期的な点検と塗装メンテナンスが欠かせません。
ひび割れやチョーキングなどのサインを見逃さず、早めに対処することで、
外壁の寿命を大きく延ばすことができます。
坂戸市・鶴ヶ島市・川越市で外壁塗装・屋根工事・雨漏りをご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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